繊細さばいばる

繊細で臆病で格好悪くても、現代社会を生きていく。

ハロワで男泣!やりたい仕事が分からない僕にベテラン相談員からのアドバイス。

「イイ歳してやりたいことが分からないなんてバカだと思うだろうな」そう考えながら、ハロワのSさんに悩みを打ち明けました。

 

実のところ、相談員Sさんの話を聞いて、最後には涙目になってる自分がいました。

 

 

僕ミケ男は現在就職活動中の20代後半です。最近の悩みは、自分のしたい仕事が分からないということ。

 

  

実は、過去に全く異なるタイプの仕事を2つ経験して、どちらも同じくらいの期間で退職したトラウマがありました。

 

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1つめは、財務安定型企業の事務。

 

その頃の僕の考えはこうでした。「仕事はお金と責任が発生するシビアな世界。やりたいことよりも自分に出来る事をして会社に貢献しよう!」そして苦労してやっと安定した生活を手にしたはずでしたが、毎日が憂うつすぎる。ここで会社の色んな問題点については触れませんが、入社から3ヶ月経った頃には、電話応対で急に声が出ないとか、身体に異常が現れるくらいになり退職。

 

2つめはDTPのデザイン職

前職の経験から「自分に興味のある仕事だったら頑張れるかもしれない」と考えました。そのために専門学校で学び、デザイン系の仕事を得ます。しかし、その会社はとにかく労働時間が長い。なんと、残業が求人票記載されてた3倍!ボーナスなし、残業代なし、休日なし、そしてそれが当たり前。

 

自分の考えが非常に甘く、愚かだったことにやっと気がつきました。だって、その環境でも目をキラキラさせて仕事している人がたくさんいたから。デザインやってる人達を素直に尊敬すると同時に「自分にはとても出来ない」と悟りました。

 

この2つの経験がトラウマになって、どうやって仕事を選べば良いのか分からなくなってしまった。

 

 

 

「興味のナイことは頑張れない」

 

「興味のアルことも頑張れない」

 

 

 

どうすりゃいいんだ、と。

 

 

それから、自営業で細々と暮らして来ましたが、色々あって、もう一度就活をすることになったのです。 

 

 

ハロワの相談員Sさん

 

 

この日初めて会ったハロワの相談員Sさん、50代後半くらいの男性で、以前は雑誌編集者の仕事をしていた。最初に受付で「相談したい」とだけ伝えたらたまたまSさんでした。

 

仕事選びで失敗して、やりたいことが分からないということをSさんに話しました。

 

心の中では、

 

チッ!きっとこんな感じのことを言われるんだろうな!と思いながら。

 

 

「結婚して家庭もつなら安定しないとね」

「我慢することも大事」

「好きな事で仕事をしてる人なんて一握りだよ」

「選ばなければ仕事はたくさんあるからね」

 

 

 

実際、Sさんにこう言われました。

 

 

“どんなに期間が短くても、スキルが身に付いてなくても、今までやってきた経験は一つもムダにならないよ”

 

 

....!?

 

 

予想外の言葉にドキッして、Sさんの目を二度見しました。

 

 

 

Sさんの体験談

 

 

Sさんは自分の経験を話してくれました。

 

 

長年勤めた雑誌編集の仕事の前に、他の会社で飛び込み営業職も経験したが、1年経たずに辞めたことがある。

 

営業ができなかった訳でなく「とにかく教材を買わせろ!」という会社の方針が自分の信念と合わないと判断したから。営業成績は良く、給料もかなり高かったけど、もともと教員になりたかったというSさんにその仕事は合わなかった。

 

でも、その経験が次の編集という仕事の対人折衝で活きたという。相手の気持ちをくみ取り、想像して、他の人と協力して仕事をする編集に、営業の経験がすごく役に立ったらしい。

 

Sさんは小学生の頃、先生から「地図を書くのが一番上手い」と皆の前で褒められたことがあった。それがきっかけで、地図を見るのが好きになって、そのことも面接で話し、地図の出版社の編集職として働くことになった。

 

Sさんは学生時代、社会科の先生になるためにずっと努力してきけど、教員採用試験に落ちる。教師になることは叶わなかったけど、教師を目指す過程で学んだことがたくさんあった。

 

今までの、すべての経験が現在のハローワーク相談員の仕事にも活かされている。

 

だから、

 

 

やってきたことは、一つもムダにならないんだ、と。

 

 

 

僕は目の奥が熱くなり、気がつくと、涙が溢れていました。

  

 

やりたい事が分からない僕に、Sさんからのアドバイス。

 

 

自分の好きなことから仕事を探したら良い。好きなものを扱う業界なら、同じ波長の人が集まる。面接でも話が弾む。

 

本当に好きなことを軸に探す。絵が好きなら「絵」というキーワードで探してみる。「サッカー」が好きならストレートに「サッカー」で探す。

 

「好きなこと」を難しく考えなくていい。「得意な事は何ですか?」と聞かれて、パッと思いつくことから探してみる。なぜパッと思いついたのかと言えば、やっぱり好きだから。

 

職種も大事だけど、やりたいことが分からない状態なら、好きなことから探すのが良い。

 

 

過去に好きなことを選んで失敗した自分がいるけど...

 

絵画コンクールで賞をとるくらい絵が好きだった。だから「好きなことに似ているだろう」と考えてデザイナーを選んだ。でも、真っすぐストレートに「好きなこと」ではなかったかもしれない。

 

実際に、デザインの仕事をしていて、自分の好きなことが役に立ったと思うこはほとんどなかった。絵の話をする機会なんてほとんどない。何度もこういう言葉を耳にしました。

 

 

「デザイナーはアーティストじゃない」

 

 

デザインの仕事はお客様あっての仕事。対人折衝や人とのコミュニケーションができないと、かなりストレスが溜まる。僕には向いてなかったし、そういう考えは本気でデザインやってる人に対して失礼極まりない。自分の愚かさをここで学びました。

 

でも、もし挑戦してなかったら、きっと今でもデザインの仕事をしたいと思ってただろうし、言葉でそう教えられてもやってみないと納得できなかった。

 

 

大丈夫、ムダな経験なんて一つもない!

 

 

もういちど自分が一番好きなものから探してみる。どんな形でも良いから好きなものに関わる仕事を探してみよう、そう思いました。

 

 

 

まとめ

 

 

Sさんから教えてもらった仕事探しのアドバイスをまとめると、

 

  

1.好きなことから探してみる。

 

直接好きな事ができなくても、そのことに関わる仕事ならやりがいを見いだせるかもしれない。そういう場所には、同じように趣味や波長のあう人が集まるし、面接でも話が弾みやすい。お客さんだってその分野に興味のある人が多いはず。

  

 

2.色んな場所で、自分の考えを人に話してみる。

 

話すことで、考えが整理される。Sさんのようなベテランでも、就活セミナーを開いて話す機会がある度に、新しく気づくことがあるという。実際、僕がSさんに自分の悩みを話さなかったら、まだモヤモヤしながら就活をしていたし、この文章だって書けなかった。話すことからすべて始まる。

 

 

3.僕からのアドバイス:相談相手に期待しすぎない。

 

自分にとって的確なアドバイスをしてくれる人には、なかなか出会えない。ハローワーク等で色んな人に相談してきた経験から言うと、 どんなに運がなくても、少なくとも5人に1人は的確なアドバイスをしてくれる人がいる。僕は男なので、やっぱりベテランの男性はアドバイスが的確だった。話す練習というくらいの意識で相談するくらいで良いかもしれない。

 

 

最後に、これだけは、もう一度心に刻みます。

 

 

“どんなに期間が短くても、スキルが身についてなくても、今までやってきた経験は一つもムダにならない”

 

 

 

次にSさんに会う時までに、いくつか会社に応募できたらと思います。

 

 

以上です。by ミケ男

 

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